研修医レベル対象の腹部初期診療コース

医学部高学年から研修医3年目程度が,腹痛診療を行うに当たって上級医/専門医に引き継ぐまでに適切な対応を習得することを学習目標とする.

Tuesday, November 29, 2005

腹痛AMLSの基礎部分

1.まず、外傷は取り扱わない

2.幼小児は取り扱わない

3.トリアージと評価の場の設定
蘇生が必要なら行う.状態が不安定であれば,救急外来や,集中治療室へ移動する.
鎮痛薬がどうしても必要なら使用する.
状態が安定してから,より詳しい病歴聴取,身体所見に移る.

4.病歴聴取
腹痛の経過を聞き急性腹症を除外する
除外されれば,型の如く腹痛の部位に沿って診断していく.
最低限聞くべきポイント
①腹痛の部位
②腹痛の放散
③増悪,寛解因子(食事,制酸剤,運動,排便)
④腹痛に伴う症状(発熱,振戦,体重変化,嘔気、嘔吐,下痢,便秘,血便,下血,黄疸,尿便色の変化,便の太さの変化)
⑤腸疾患の家族歴
⑥アルコール歴
⑦内服薬(NSAIDsなど)
⑧月経歴

5.必須な身体診察
①血圧,脈拍,体温からショックを除外
②眼球結膜,皮膚から黄疸を除外
③腸音を聴取し,無音,金属音を除外
④胸部を聴診,打診
⑤腹痛のない部位から腹部を触知し,腫瘤,圧痛の局在,腹膜刺激徴候を診る
⑥SFをしない場合は,直腸診をし,FOBTを行う
⑦下腹部痛の女性には内診を行う(可能なら)

Saturday, November 19, 2005

立ち上げ

救急関係の初期対応のアルゴリズム、コースは充実してきているのに、その後のAMLS,各モジュールが早く欲しい.

ここでは,腹痛のAMLS,腹痛モジュール関連の情報を扱います.