初診時に
・器質的疾患と
・うつ病を除外でき
・酸抑制剤を処方するGERD
・運動改善薬を処方するFD
・合成高分子化合物を処方するIBS
の“当たり”を付けられるような問診表ができないだろうか
器質的疾患の除外には(FDガイドライン)として、
次に該当される方は,内視鏡や腹部超音波などをお勧めします.
・癌や潰瘍になったことは?
・関節などの痛み止めの服用
・半年間で3kg以上の体重減少
・吐血や黒っぽい便は?
・ある場所に限局した腹痛は?
・眼や尿が黄色ではないですか
・油ものやアルコールで悪化?
うつ病の除外(DSM-IV)には、
次の質問にできれば、正直にお答えください.
・この2週間以上、毎日ほとんど一日中憂鬱であったり沈んだ気持ちでいた.
・この2週間以上,ほとんどのことに興味がなくなっていたり、大抵いつもは楽しめていたことが楽しめなくなった.
ここまでは、除外が目的なので、Yes, Noで聞いて、次からは、Fスケールにまねて、治療効果判定にも使えるように、頻度を5段階で聞く
GERD症状(Fスケール改変)については、
・胸やけがしますか?特に,食後
・食事をした後に胃が重苦しいことがありますか?
・思わず手のひらで胸をこすってしまうことがありますか?
・食べた後に気持ちが悪くなることがありますか?
ひとまず、4つのみとする。
FD症状( 臨消内2004;19(6).725改変)については。
・夜間痛,周期的な不快感、空腹時痛はないですか?
・早期満腹感,腹部膨満感,食欲不振,悪心・嘔吐はないですか?
・よくゲップが出ませんか?
IBS症状(Roma II)については、
・排便によって軽快しませんか?
・排便回数の変化または,便性状の変化で症状が始まりませんか?